兄弟がすでに通っていれば、下の子も入りやすいって聞くけど…本当なのでしょうか。
保育園や認定こども園の入園選考には、種類の異なるいろんな加点制度があるんです。
その中でもよく話題に上がるのが「兄弟加点」。
共働き家庭や保活を頑張るママたちにとって、少しでも有利になる制度があるなら、しっかり理解しておきたいですよね。
兄弟加点はすべての家庭に適用されるわけではなく、年齢や在園状況、申請内容によっても異なります。
この記事では、兄弟加点の仕組みや条件、加点の目安、注意したい点などをわかりやすくまとめました。
少しでもスムーズに入園できるよう、事前に知っておきたい情報をチェックしていきましょう。
そもそも兄弟加点ってなに?
兄弟加点とは、保育園や認定こども園への入園選考のさいに、すでに兄弟姉妹がその園に在園している家庭に対して、加点される制度。
保育園やこども園では、同じ園に兄弟姉妹が在園している場合に、入園申請時の点数が加算される制度になっています。
多くの自治体で導入され、入園希望者が多い園では入園の合否に影響することもあります。
これは、「送迎のしやすさ」や「家庭の保育ニーズ」を考慮した、家族にとっても園にとってもメリットのある制度とされています。
兄弟加算が制度化された理由
なぜ、兄弟加算が作られたのでしょうか?
その理由を3つ、まとめてみました。
1⃣ 家庭の負担を減らすため
もし兄弟が別々の園に通うことになったら、
- 朝の送迎が2園以上にに分かれる
- 時間割がバラバラ
- 保護者会や行事がダブる
など、家庭の負担がかなり大きくなりますよね・・・
兄弟が同じ園に通えれば、保護者の負担が減り、子どもも安心して過ごせる環境を作りやすくなるんです。
2⃣ 保育の安定を図るため
すでに兄姉が在園していて、園の環境にも親しんでいる家庭であれば、
- 保護者との連携がスムーズ
- 子どもも環境に慣れやすい
- 急なトラブルが起きにくい
といった点で、園にとっても安心して受け入れられるメリットがあるんですね。
3⃣ 自治体の運営上の都合も
家庭単位での入園が進めば、
- 転園希望や途中退園のリスクが減る
- 入園枠の調整がしやすくなる
など、自治体側にもメリットがあります。
兄弟加点は誰かが「得」して、「損」している制度?
たしかに、兄弟加点がなければ、自分の子が入れたのに…という思いになることもあるかもしれません。
特に第一子・ひとりっ子家庭では不公平に感じたことがある方もいるのではないでしょうか?
ですが、兄弟加点がなかったとしても、結局は他の要因(共働きかどうか、家庭の事情など)で優先順位は決まります。
なので、兄弟がいる=絶対に有利とは限らず、あくまでも加点のひとつにすぎないのです。
2人目以降がいない人にとって不利なのか?
確かに兄弟がいない場合、加点のチャンスが1つ減ってしまうことは事実です。
ですがそのぶん、自治体は他の事情(ひとり親、病気、育児負担など)でも加点を設けて公平性を保とうとしています。
また*兄弟加点は優遇ではなく配慮という考え方がいいのかもしれませんね。
どのような加点がされるの?
自治体によって異なりますが、一般的には以下のような加点例があります。
| 状況 | 加点の目安(例) |
|---|---|
| 同一施設に兄弟が在園中 | +5〜10点 |
| 同一年度に兄弟姉妹で同時に申し込み(双子など) | +5点程度 |
| 兄姉が卒園間近(年長) | 加点なし、または加点が減少する自治体もあり |
加点の内容や点数は自治体ごとに異なります。
お住まいの市区町村の「保育所入所の選考基準表」などを確認するのがおすすめです。
兄弟の年齢は関係ある?
年齢も関係あります。
- 年長クラスの兄姉の場合:
翌年には卒園してしまうため、「長く一緒に通える期間が少ない」と見なされ、加点対象外になることも。 - 0〜4歳の在園児がいる場合:
加点対象になるケースが多い。
例えば、2歳児クラスに兄が在園中なら、翌年の1年間は一緒に通えるので加点対象に。
兄弟の人数は関係ある?
基本的に、人数で加点が増えることは少ないです。
兄弟が2人3人在園していても、「兄弟加点」は1世帯あたり1回加算とする自治体が多いんです。
ただし・・・
- 同時に兄弟で新規入園申し込みをする(例:3歳と1歳)
- 在園+新規+同時申し込みの組み合わせ
などの場合は、個別のケースとして判断されてしまうこともあります💦
兄弟加点を活かすためのポイント
🌸申請書に「在園中の兄弟」の情報を正確に書くこと
→ 氏名・生年月日・在園クラスなど
🌸入園希望園は在園児と同じ園を第一希望にすること
🌸兄姉の卒園時期にも注意すること
→ 卒園が近い場合は加点されないこともあります。
まとめ
兄弟加点は、家庭にとっても園にとっても負担が少なくなるため、多くの自治体で導入されている「少しでも有利になるための大切なポイント」です。
特に、まだ数年在園予定の兄弟がいる場合は、しっかり加点対象として見てもらえるように、申請書に正確な情報を書くことが大切です。
兄弟加点は、「子どもが安心して通えること」「家庭の負担を減らすこと」「保育の安定運営」の3つの視点から、必要とされてきた制度です。
一見“不公平”にも見えることがありますが、実際には家庭ごとの事情に配慮した“バランスをとる仕組み”の一部といえるかもしれませんね。