2026年から本格的に始まる「子ども誰でも通園制度」は、「保育園に預けていない子ども」も、決まった時間だけ保育の場を利用できる新しい取り組みです。
今まで家庭で育てていたママやパパにとって、「ちょっとだけ預けられる場所がある」というのは、気持ちがぐっと楽になる心強い制度です。
でも実は、この制度、地域によって少しずつ内容や進み具合に違いがあるんです。
これまで「保育園に預けるには働いていないとダメ」というイメージがありましたが、この制度があると、専業主婦のママも「ちょっとだけ預けて、リフレッシュ」なんてことがしやすくなります。
今回は、制度の内容と、地域による違いについて、わかりやすくご紹介します。
子ども誰でも通園制度って誰がどれくらい利用できる?
2023年〜2024年にかけては、まだ一部の自治体だけの取り組みでしたが、2025年には全国で制度化が進み、2026年度には全国の市区町村で本格的に始まる予定です。
どんな時に利用できるの?
「保育の必要」の有無は関係ありません。
例えば、
🌸子育て中のママ・パパが買い物や通院をしたいとき、下の子の妊娠・出産前後、リフレッシュしたいとき
🌸子どもが、家以外の場所で遊ぶ経験をしてほしい、人と関わる機会を増やしたい
こんな感じで、佐々木な理由で利用できます。
誰が利用できるの?
誰でも利用できるといっても、対象者が決まっていますので確認してみましょう!
🌸おおむね、0歳6か月〜満3歳未満(地域により多少違います)
🌸家庭の状況に関係なくOK!
🌸働いていなくても、育児休業中でも、専業主婦の家庭でも利用可能です
🌸保育園・幼稚園に通っていない子ども大丈夫
対象年齢はありますが、「保育の必要性」の有無は問われません!
詳しい記事は、ほかに書きますので参考にしてみてくださいね。
利用時間はどれくらい?
基本は、月10時間以内(地域によって週○回なども決まっている)
1日あたり1時間〜2時間程度から利用できることが多いです
「ちょっとだけ預けたい」「リフレッシュしたい」ママにぴったりの制度です
利用料金は?
地域によって異なりますが、目安としては、
🌸1時間あたり300円程度
🌸生活保護世帯や住民税非課税世帯は無料のケースも
利用料は各市区町村が決めていて、世帯の収入や条件によって減免措置があります
子ども誰でも通園制度:預けられる場所は?
一時保育室や、制度用に設けられた専用施設など「空きのある既存の施設」を活用したり、地域ごとの工夫がされています。
主に以下のような施設が活用されます。
認可保育園(認可保育所)
初めてだけど、しっかりとした保育体制で見てもらいたいというママたちにおすすめ。
- 国や自治体の基準を満たした公的な保育園
- 保育士の配置基準があるため安心感が高い
- 空き定員を活用して一時預かりや制度利用枠を設けているケースが多い
一番多く使われているのが、すでにある認可保育所の空き枠です。
国や自治体の基準に沿って運営されているので、保育士の人数や保育内容の質がしっかりしているのが魅力的!
広い園庭があったり、給食が出たりする園もあり、子どもがのびのび過ごせる環境が整っているんですね。
小規模保育施設・地域型保育施設
「大きな園は不安…」「なるべく静かな環境でゆっくり慣れてほしい」というご家庭におすすめ。
- 少人数制で家庭的な雰囲気
- 人見知りの子や、初めての保育に慣れていない子にもやさしい
定員が6〜19人程度の少人数制の保育施設で、アットホームな雰囲気が特徴です。
子ども一人ひとりに目が届きやすく、人見知りやはじめての預け先としても安心できるのではないでしょうか。
職員は保育士資格を持っていますし、個別に寄り添った保育がされやすいんですよ。
地域子育て支援センター(併設型)
「保育園はちょっとハードルが高い」「まずは気軽に短時間から始めたい」ママに人気になっています。
- 親子が気軽に集まれる場だが、一時預かりや通園枠が併設されている所も
- 「遊びに来るついでに預けられる」柔らかい雰囲気が人気
普段は親子で遊びに来られる施設ですが、中には誰でも通園制度の利用ができるタイプもあります。
通い慣れた場所なら、子どもも緊張せずに過ごせます。
スタッフも優しく、温かい雰囲気で施設によりますが、育児相談にも気軽に応じてくれるのが魅力。
自治体が新たに設けた専用施設
例:千葉県松戸市「すまいるすまいる」など
誰でも通園制度に特化して設計されているため、制度の趣旨に合った柔軟な保育が可能
- たとえば、千葉県松戸市の「すまいるすまいる事業」のように、制度のために設けられた専用施設を活用する自治体もあります。
- 利用者が制度の対象だけなので、似た環境のママ同士の交流の場にもなりやすいです。
子ども誰でも通園制度の利用方法・申し込みの流れ
子ども誰でも通園制度は、急に行っても利用できないのでご注意を!
しっかり申請して利用します。
制度を利用するには?
この制度は各自治体(市・区・町)ごとに運営しているため、「申し込み先」「申し込み時期」「必要な書類」などが少しずつ違います。
- お住まいの市区町村の役所やホームページから申し込み
- 施設に空きがあれば、事前面談や登録のうえで利用可能に
- 利用には、事前予約制が多いです(当日利用不可の自治体も)
まずは、お住まいの市区町村の窓口やホームページをチェックしてみましょう!
ポイント
わからない場合は、「子育て支援課」や「保育課」などに電話してみると親切に教えてくれます。
利用したい施設を選ぶ(一覧や紹介を見ながら)
市町村のホームページや窓口で、利用できる施設の一覧を見ることができます。
通いやすい場所や、雰囲気の合いそうな施設を選びましょう。
ポイント
気になる施設は、事前に見学できることもあります!
どんな場所か分かると安心して申し込めますよ。
申請書類の提出
多くの自治体では、次のような流れで申し込みます。
- 利用申請書の記入(自治体でもらえます)
- お子さんの健康状態などを記入
- 身分証や保険証のコピーなどを添付(地域によって異なる)
提出は、郵送・窓口・オンラインなど、違いがありますので確認しましょう!
面談(必要に応じて)
初めての利用時や施設によっては、簡単な面談や説明会があります。
保護者の方と子どもが一緒に行って、体調・生活リズム・性格などをお話しすることで、より丁寧な保育につながります。
面談は好きではない・・・、というママたちもいるかと思いますが、ここはめんどくさがらず参加しましょう!
利用開始!
申請が通れば、予約をしていよいよ利用スタート!
利用は、1時間〜数時間が一般的で、1か月に利用できる回数に上限があるのでどの程度利用できるのか確認しながら利用しましょう!
参考に
ただし、予約は、電話やオンラインで行うことが多く、当日予約ができない施設もあるので注意が必要ですね。
地域ごとの違いを比較してみました!
こちらが代表的な4地域の違いをまとめた表です。
地域別で見た、子ども誰でも通園制度の比較表
| 地域 | 対象年齢 | 利用可能時間・回数 | 利用料 | 利用施設 |
|---|---|---|---|---|
| 長野市 | 0歳6か月〜満3歳未満 | 月10時間まで(1時間〜OK) | 無料〜(収入により変動) | 認可保育所・地域保育施設 |
| 横浜市 | 0歳6か月〜満3歳未満 | 月10時間まで(300円/1時間) | 300円/1時間(世帯により無料) | 認可保育園等 |
| 文京区(東京) | 1歳〜 | 週1回×2時間、または月2回など | 無料のこともあり | 子育て支援施設・地域施設 |
| 松戸市(千葉) | 0歳〜満3歳未満 | 週数回、時間は家庭状況により変動 | 時間・世帯により異なる | すまいるすまいる事業による専用施設 |
表を見ると、同じ制度でも地域によって「使い方」が違うのが分かりますね。
自分の地域の情報を知るには?
「わたしの住んでいる地域ではどうかな?」と思ったら、ぜひ市町村の公式ホームページや広報誌をチェックしてみてください。
「子ども誰でも通園制度(仮称)」や「地域子育て支援事業」などの名前で案内されていることもあります。
地域によって内容がちょっと違うってホント?
「子ども誰でも通園制度」は、国の方針に沿って自治体ごとに工夫されているため、内容が少しずつ違うんです。
たとえば、こんな違いがあります。
🌸預けられる【年齢の範囲】
🌸利用できる【時間や回数】
🌸【料金】や【割引制度】
🌸預ける【場所(施設の種類)】
一応、国が定める基準はありますが、各自治体でも違いがあるので問い合わせたりホームページで調べるといいですよ。
さいごに
この制度は、がんばっているママやパパが「ちょっと息抜きできる」「1人時間を持てる」きっかけにもなります。
そして、子どもにとっても新しい環境で人と関わる体験ができる、素敵な取り組みです。
子ども誰でも通園制度で預けられる場所は、地域によってさまざま。
認可保育園の空き枠を使うところもあれば、地域の子育て支援センターを活用するところもあります。
少人数で家庭的な雰囲気の小規模保育所では、人見知りの子も安心しやすく、初めての保育にもぴったり。
お子さんの性格やママのニーズに合わせて、「どんな環境が合うかな?」と考えながら選べるのも、この制度の魅力ですよ。
まだ試行段階の地域も多いですが、これからどんどん広がっていく予定なので、ぜひお住まいの地域の情報もチェックしてみてくださいね🌷