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小規模保育事業とは?A型・B型・C型の違いや利用料・利用時間をわかりやすく解説

小さなお子さんを安心して預けられる場所を探しているママにとって、「小規模保育事業」はぜひ知っておきたい選択肢のひとつです。

0~2歳の子どもを対象にした、定員6~19人ほどの少人数保育で、一人ひとりに丁寧に寄り添った保育が行われています。

小規模保育には、保育士の配置や運営スタイルによって「A型」「B型」「C型」の3つのタイプがあり、それぞれに特徴があります。

また、利用料や利用時間は他の認可保育園と同じように、市区町村の基準で決まります。

本記事では、ママたちが気になる「それぞれの型の違い」「料金」「利用時間」などについて解説していきます。

 

そもそも保育園や幼稚園があるのに、なぜ小規模保育事業が必要?

幼稚園や保育園があるのに、なぜ小規模保育事業が設置されたのでしょうか?

その理由を解説いたします。

背景には「待機児童問題」

保育園に入れない「待機児童」が全国で増えたことがきっかけになっているんですね。

特に都市部では、保育園の空きがなく、0〜2歳の子どもを預けられずに仕事復帰ができない…という家庭が多くあります。

保育所を作ってしまえばいいのでは?と思いますがそう簡単にはできないんです。

というのも、新たに大きな保育園を建てるには、

  • 場所の確保が難しい
  • 建設費や人件費がかかる

など、時間もコストもかかってしまうんです。

そこで国が新たに制度化したのが、「地域型保育事業」=小規模保育事業なんです。

 

小さな施設で、きめ細かい保育を

小規模保育事業は、民家や空き施設などを活用して、少人数で保育を行います。

人数が少ないぶん、子ども一人ひとりに目が届きやすく、家庭的な雰囲気の中で過ごせるのも魅力のひとつ。

特に0〜2歳の時期は、心や体の土台が育つ大切な時期。

大人数よりも、少人数で丁寧に関わってもらえる環境が合っている子も多いんですよ。

働くママの支援にもつながる

育休明けに預け先が見つからず困っているママにとって、「近くにある」「定員が少ない」「柔軟な受け入れが可能」という小規模保育はとてもありがたい存在です。

小規模保育事業を利用していた子どもは、3歳以降には保育園やこども園などにスムーズに移行できる仕組みも整えられているんです🌸

 

小規模保育事業(A型・B型・C型)とは?

小規模保育事業は、0~2歳の子どもを対象にした少人数制の保育施設です。

待機児童の解消や、多様な保育ニーズに応えるために作られた「地域型保育事業」の一つで、市区町村から認可を受けて運営されている保育施設です。

一定の基準を満たしているので安心して利用できますよ。

「小規模」とある通り、定員は6人〜19人ほど。

家庭的な雰囲気の中で、子ども一人ひとりに寄り添ったアットホームな雰囲気で保育が行われているのが魅力的ですね🌸

 

小規模保育の3つのタイプ(A型・B型・C型)

小規模保育事業には「A型」「B型」「C型」という3つのタイプがあります。

これは、職員の資格要件や施設の運営形態によって分けられているんです!

A型:全員が保育士の安心感

保育の質を重視したい、専門的なサポートを受けたいママにおすすめです。

🌸すべての職員が保育士の資格を持っている

🌸小規模ながらも、しっかりとした施設型保育

🌸保育の質を重視したい方におすすめ

 

B型:柔軟な運営と地域密着

家庭的な雰囲気もほしいけれど、一定の専門性も重視したい方におすすめです。

🌸半数以上が保育士であればOK

🌸地域のニーズに合わせた柔軟な運営が可能

🌸地元で長く活動している団体などが運営するケースも多い

 

C型:家庭的な雰囲気が魅力

家庭のようなぬくもりのある環境で育てたいママにおすすめです。

🌸「家庭的保育事業(保育ママ)」に近い形

🌸小規模の中でも特に家庭的な雰囲気でアットホームな保育が特徴

🌸「保育ママ」や「家庭的保育」に近いスタイルで、自宅を使って保育する場合もあります。

保育士資格は必須ではなく、研修などを受けた保育者が対応します。

 

小規模保育事業の利用料について

小規模保育事業は認可保育施設のため、利用料は「世帯の所得(住民税)に応じて決まる」しくみです。

他の認可保育園と同じように、市区町村の保育料基準に従って計算されます。

たとえば、

  • 低所得世帯やひとり親家庭には減免制度がある自治体も
  • 兄弟割引などの適用も可能

※詳しい料金は、お住まいの自治体のホームページや子育て支援窓口で確認してみてくださいね。

 

小規模保育事業の利用時間について

こちらも基本的には、他の認可保育園と同様で、

  • 標準時間保育(1日11時間まで)
  • 短時間保育(1日8時間まで)

という形で設定されています。

ただし施設ごとに違いがあるため、

  • 開園時間や延長保育の有無
  • 土曜保育の対応

などは各施設に確認するのがおすすめです。

 

まとめ

保育園や幼稚園だけではまかないきれない「地域の保育ニーズ」や「多様な家庭の事情」に応えるために生まれたのが、小規模保育事業です。

小規模保育事業は、「少人数」「0〜2歳専門」「認可施設」という安心感があり、保育士の配置割合や保育スタイルによってA型・B型・C型と分かれています。

それぞれに特徴があるので、お子さんの性格やご家庭の希望に合わせて選べるのが魅力です。

「子どもが安心して過ごせる場」として、「ママが安心して働ける社会」を支える一つの選択肢として、今ではとても必要な存在となっています。

保育園探しでお悩みのママにとって、選択肢の一つとしてぜひ知っておきたい制度ですね。

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